第11回 「マニュファクチャリングサミットに参加して」

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前回のCIO サミットにつづいて今回はマニュファクチャリングサミットに日本で参加した。このイベントは生産技術者を中心に顧客のものづくりにかかわるキーマンと会える場だ。今回テーマも中心はグローバル化であるが、アベノミクスの成果か?前回とは異なり、いかに日本国内でものづくりにかかわる進展をはかれるか?という内容も重要なテーマとなっていた。

驚いたのは、S社のものづくりに関わる責任者と面会させていただいた場だ。彼らは関係会社で知る人ぞ知る画像ICを作っているトップメーカだ。しかし、親会社からは儲かるのであれば、韓国の会社やりんごのマークの会社にその部品を惜しみなく提供してよいといわれているそうだ。当社製品は、その工場では2つの使われ方をしている。一つは設備投資のためのシミュレーション、もう一つは海外工場(後工程)を含めた需給調整だ。半導体の工場は設備投資が大きいという理由と、人的工数に頼る後工程は、すでに海外工場という背景がある。

生産技術者とはまさに工場現場の生産設計の責任者だ。よって、CIOとは異なる現実も見えてくる。情報システムの責任者は、ややもすると理論上のコンプライアンスや業務の標準化といったものを信じ、推進する傾向にある。しかし実際の製造現場を知っている責任者からすれば、統合生産管理システムの考えは幻影にしか見えていない。なぜなら、海外工場は日本と異なる環境にあり、理論ではなく現実であるからだ。

画像引用元:http://www.newsclip.be/article/img/2014/03/16/21116/4637.html

 

これは当方も賛成できた。当社本社もインターネット利用で生産スケジューラの導入ができるとしているが、現地にいる駐在員としては、にわかには信じがたい。インターネットでそれが実現できるのであれば、当社ビジネスの差別化はどこにあるのか?それが真実ならば、製品のコモディティ化により敗れていった日本の電気電子業界の二の舞になりかねないと懸念する。

生産スケジューラの導入成功のためには、魔のトライアングルをクリアしなければならない。現地・本社・ローカルの3者がお互いを理解し、プロジェクトを進める必要がある。

当方のアドバンテージとしてはこの関係を知り、顧客をサポートできるノウハウと経験だ。自社みずから導入も含めて顧客と同じ目線の苦労をしてきた。これは、日本で生産スケジューラソフトウェアのメーカとして唯一海外展開をしている当社でなければ提供できないサービスだ。これが国内ビジネスでも当社のアドバンテージでありつづる事を祈ってやまない。

画像引用元:https://keiei.freee.co.jp/2015/04/06/kaigai_jyoseikin/

 

次回は当社のタイビジネスにおいて増加しつつあるローカルビジネスについしてご説明させていただきたい。タイにある日系製造業のお客様としては、タイ製造業との違いなどの情報をご提供できればと考えている。なお、当社のタイでの最新の情報に関しては、News Clipのホームページの最上にある当社バナーから当社タイページをご参照いただきたい。必ず皆様の期待にお応えしたい。

 

記事引用元:http://www.newsclip.be/article/2014/03/16/21116.html

 

2014年3月16日(日) 17時10分(タイ時間)

ASPROVA

担当:藤井(fujii@asprova.com)

ウェブサイト:www.asprova.com

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