第9回 「タイのEMSベンダに必要なシステム」

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「タイのEMSベンダに必要なシステム」

 

電機電子業界は日本に限らず、水平分散生産がその主要生産方式となっている。タイの部品メーカにはプリント基板などの製造工場が多いが、その組織内に必ずSCMセクションを有している。その理由だが、タイのEMSがお得意様とする欧米の完成品メーカは、納期に厳しいという事情がある。それも、単に厳しいだけでなく、納期遅れには罰金課せられるのが常という現実もある。

輸出産業には納期遵守に加えて、コスト面では効率的な物流も欠かせない。特に航空機で運ばれる比較的軽量な電子部品の場合、いかに効率的にものをバッチ運送できるのか?がキーポイントとなる。当社タイの顧客であるチームプレシジョンは果敢にこの問題に取り組んで効果を出している。EMSといいながら日本国内に主力の取引先を持つ日本型EMSとは異なり、アスプローバの利用方法も異なった側面をタイでは見せている。

複数取引先からのオーダを処理する日本型アスプローバは、納期を絶対とし能力計算から生産スケジュールをバックワードで組む。これがタイでは、フォワード型に転じる。タイのEMSにとっては、顧客への納期回答および物流計画の効率化のために、いつその部品が工場を出ていくのか?その現実が計画に勝ることになる。出てくる部品の時期と数量および仕向け先に合わせてトラック便を手配し航空便につなげるのだ。

 


画像引用元:http://www.newsclip.be/article/img/2014/02/12/20751/4089.html

 

次に重要になるのは、機械加工が中心となる前工程と人手組立の後工程との同期である。

一般的に機械加工のほうがタクトは短い。よって、より顧客にデマンドに近い後工程からのニーズに沿わない生産をすると、たちまち、中間在庫の山となる。ではどうすればよいのか?アスプローバには後工程からの引き取り指示に基づいて前工程に適正LOTのオーダを指示する機能がある。「中間在庫最適化機能」ともいえるものだが、この機能は日本のみならず、当社の中国のお客様にも盛んに利用されている。

皆さんが知りたいのはその効果と条件ではないだろうか? 導入効果は相対的なものだが、最低でも物流コストは20% 在庫金額は40%削減が実現できる。中国でも物流コストはタイ同様に高く、大幅な原価低減が望める。在庫削減に関しては、計画の前にその管理レベルが問われる。正しい在庫数の把握と計画に基づくアクションが不可欠だ。システム上の製造実績の精度向上と合わせて、問題解決には、DATA COLLECTION SYETEMS  http://www.dcs-group.jp/ の生産管理システムのご検討をお勧めする。当社製品ともシームレスな環境を保っている。

 


画像引用元:http://www.newsclip.be/article/img/2014/02/12/20751/4090.html

 

次回ご紹介させていただきたいのは、プロセス製造業へのアスプローバ適用のキーポイントだ。日本同様、このタイでもアスプローバの導入がタイローカルの製薬業の中で続いている。またサーヤムグループなどでの化学産業でも導入の検討が続けられているからだ。

 

記事引用元:http://www.newsclip.be/article/2014/02/12/20751.html

 

2014年2月12日(水) 14時01分(タイ時間)

ASPROVA

担当:藤井(fujii@asprova.com)

ウェブサイト:www.asprova.com

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