中国不動産バブル崩壊?鍵はビットコイン?

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中国の不動産バブルは数年前から続いている。昨年位から少しずつ調整を見せているが、まだまだ非常に危険な水準だと私は考えている。

(私は4,5年前に既に実態価格を超えたと考えている。私自身3,4年前に持っていた不動産をすべて売却してその後、家は賃貸している。)

中国の友人達と会うと、不動産の話になる。私は、なぜ不動産バブルなのか?日本のバブル崩壊?不動産の考え方、利回り?現状の中国不動産等を説明する。

しかし、ほとんどの場合の回答は、中国は共産党体制だからバブルは弾けない。大きく価格が崩れることはない。まだまだ上昇する。との回答が返ってきて話がかみ合わない。最近は今まで以上に話がかみ合わなくなってきている。(ここ数年下がりそうで下がらない状況が続いているからだと考えられる。)

こういう考えの人が多いから、加熱しすぎた不動産がなかなか下がらず、実態価格からの乖離がどんどん広がり、将来的な崩壊リスクがどんどん上昇している。
中国の人からすると、当然下落するとは考えたくない。ずーと上がり続けて経済発展してほしいという考えていると思いますが、(中国国内しか見てない中国人が多い)。基本的にずーと上がり続けることも不可能だし、上がり過ぎたものは調整される。(これは歴史が証明している。)

この先どうなるでしょうか??

 


画像引用元:
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ただ最近一つだけ気になることが起きている。ビットコインの暴騰。1ビットコイン約300000円(2017年6月8日現在)だが、二年前から9倍。1年前から4倍。ここ2か月で2倍以上の上昇を見せている。特にこの二週間位は毎日上下に非常にボラティリティが大きくなって博打相場になっている。

なぜこんなに上昇するか考えてみると、
1.リアル通貨の信用低下
2.中国人の大量買い
が最も大きいと私は考える。

1.
アメリカも、中国も、ユーロ圏も、日本も、ここ数年、主要国が我先にとお金を刷って、市場の資金をジャブジャブにして、自国通貨のレート調整、インフレを発生させた。(これにより資産価格上昇。)各国、国債を返済する能力がなくなっているので、インフレに資産上昇を狙っている。(バブル崩壊がないとしたら世界超インフレ⇒これになると中国不動産バブル崩壊も小さい可能性有。)
お金を刷りすぎた結果、リアル通貨の信用低下に繋がった。

2.
2017年6月2日私に中国現地社長(中国人の金持ちコミュニティ)から下記のような内容の連絡が入りビットコインとは現状どんな状況かと聞かれた。日本語訳すると「私たちは今ビットコインの投資項目をやっている。日本市場も発展が速い。私たちはあなた達と日本の市場について議論したい。且つあなた達にもビットコインの市場と発展の状況を理解してほしい」との内容だった。

 


画像引用元:
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この内容をみて、最近の暴騰は中国人が仕掛けた。大量に購入したビットコインを中国の金持ち連中に売って儲けようという考え。(裏を返せば実際価値のないものを暴騰させたので、自分たちが売り抜けて近い将来暴落するということである。)
目先もう少し上昇するかもしれないが、近い将来暴落が予想される。その時が資産バブルの崩壊時期になるのでないかと私は考える。
さて結果はどうなるでしょうか?

 

中尾泰隆

「お金」のコンサルタント 中尾泰隆nakao@fujiseiko.com.cn
日本の証券会社に2年半。日本の金融市場に限界を感じ2003年に渡中。
 華南地区でコンサル会社、工場等で主に財務会計を担当。
 現在は日中香越の企業で顧問として従事しながら、世界の金融市場で独自の理論で株、為替、不動産等に投資を行い非常に高い収益を上げている。華南地区でお金に関する相談(個人、企業)等も随時対応している。
 得意分野を生かし毎日異なる場所で働く、新しい働き方を実践している。

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